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治療・症例に関すること
猫伝染性腹膜炎(ネコちゃん)
猫伝染性腹膜炎ウィルス感染症(FIP)は、猫に致死的な疾患を引き起こす伝染病です。
このウィルスの保有率はかなり多いとされていますが、その発症率は低く、飼い主さんの間でもあまりよく知られていません。
症状は胸水や腹水を生じ腹膜炎を起こすタイプと、中枢神経系に炎症をきたし神経症状を起こすタイプがあります。
いずれも特効的な治療法がなく致死的な運命をたどります。
また無症状の妊娠猫の胎児に奇形、流産を起こすことも知られています。
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腹水のため腹腔内臓器が判明しにくくなっています。
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ぶどう膜炎から前眼部に炎症を生じています。