サービスについて
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治療・症例に関すること
子宮蓄膿症
子宮内に膿汁が貯留する化膿性疾患です。通常犬の子宮粘膜はPhが酸性に保たれているため、細菌の侵入を防いでいますが、発情期の際は細菌に対する防御機能が低下し、このような子宮内での細菌の増殖が起こりやすくなります。
この病気は手遅れになると多臓器不全に陥り死を招きます。産歴のないワンちゃんで発情後2か月くらいの時期に発症しやすいです。
症状は元気食欲の低下、多飲多尿、膣からの膿汁排出などがみられます。
敗血症などのショック死も生じやすい疾患です。緊急を要しますので、早めの来院を検討してください。