サービスについて
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治療・症例に関すること
鼠型ヘルニア
症例1 腹壁が何らかの原因により、一部希薄化し嚢状となって外部に押し出された状態を腹部ヘルニアといいます。
この子は鼠型部(足の付け根)に腸管が押し出され、梗塞から腸閉塞を発症していました。
お腹を上に向けています。
レントゲン写真です。
今後も経過観察が必要です。
症例2 この子は両側に鼠径ヘルニアを生じていたため、両側同時に手術した症例です。還納部位を縫合する際の腹筋にゆとりがないためヘルニア孔の裂傷を防ぐためポリピロプレンメッシュを使用し修復を行いました。
(メッシュを円錐状の形状にしたのちヘルニア孔に挿入。その上にメッシュを被せます。この方法は孔の裂傷による再発率を軽減できます。)