From 1964 in SHONAN  CHIGASAKI

つるみね通り動物病院

腫瘍性疾患について 

 近年ペットも高齢化に伴い、病気も多様 化しています。中でも腫瘍性疾患すなわち“癌”が深刻な問題で、ワンちゃんネコちゃんの死因のトップとなっています。そのため腫瘍に対する正確な診断と最善な治療が求められています。
 当院では血液検査、画像検査、病理組織検査等による確定診断に基づき、外科療法、内科療法、化学療法を実施しています。また癌性疼痛から の解放を望まれる患者さんには、モルヒネやフェンタニルなども適正に使用しています。QOL向上にサプリメントを希望される方もご相談ください。

しこりが見つかったら?
【細胞診検査】
  一概に‘しこり’と言っても小さなものから大きなものまでさまざまです。小さなのものでも悪性腫瘍であるケースもあります(例.パグや猫の肥満細胞腫など)。そこで腫瘍性、炎症性といった 性質を調べるために細胞診検査という手法を用います。
 これは‘しこり’の中にある細胞を細い針から採取し、顕微鏡で病態を把握するもので、この検査は待ち時間が少なく、 動物にも負担が少なく安全です。すぐに診断が出来る場合もあります。高度な検査機器を使用しないため飼い主様のコストも抑えられます。
 この検査では組織全体の評価ができないため最終的な結果は出せませんが、病変の状態を把握することができ、今後の治療の方向性や必要な検査をご提案する指標となります。
しこりが見つかったら?

その1

 

腫瘤部位をきれいに消毒します。

しこりが見つかったら?

その2

 

 

細い針とシリンジ、スライドガラスを用意します。

 

しこりが見つかったら?

その3

針付シリンジにて“しこり”の中の細胞を採取します。

しこりが見つかったら?

その4

 

採取したサンプルをスライドガラスに滴下します。

しこりが見つかったら?

その5

滴下したサンプルをカバーガラスでならして染色します。

しこりが見つかったら?

その6

 

顕微鏡で腫瘍細胞や炎症細胞が存在するか調べます。

しこりが見つかったら?

その7

顕微鏡画像をモニターに写して飼い主様にご説明し、今後の治療方針や検査計画をご提案します。

膀胱内に腫瘤を認めた場合

膀胱内の腫瘤には超音波ガイド下にて細胞を採取します。

顕微鏡で腫瘍細胞か炎症性細胞が存在するか調べます。

白血病など骨髄に腫瘍の存在を疑う場合

白血病などを疑う際には骨髄内の細胞を採取します。

顕微鏡で腫瘍細胞が存在するか調べます。

 

悪性リンパ腫

下顎リンパ節の腫大

病理組織検査(悪性リンパ腫)

 

肥満細胞腫(ラブラドール・レトリバー)

皮膚に認めた小腫瘤。油断は禁物。

細胞診検査  腫瘍細胞を認める。

 

骨肉腫(ゴールデン・レトリーバー)

上腕骨近位端に骨融解像。

外科手術

 

膀胱腫瘍(猫)

膀胱内に腫瘤を認めます。

病理組織検査  移行上皮癌

 

悪性リンパ腫(猫)

胸水の貯留を認めます。

病理組織検査

 

膀胱癌(犬)

膀胱内の造影剤から腫瘤を認める。

病理組織検査から移行上皮癌と診断

 

乳腺腫瘍(犬)

右側第3乳腺に腫瘍を認めます

病理組織の写真です

 

肝腫瘍(猫)

腹部レントゲンにて肝腫大を認めます

超音波検査にて腫瘍性疾患を疑います

 


口腔内の腫瘍


乳腺腫瘍

腹腔内の腫瘍

腹腔内の腫瘍

乳腺腫瘍

皮膚腫瘍

乳腺腫瘍

腹腔内の腫瘍

 

診療報告

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